<材料>
- エメンタールチーズ :75g
- グリュイエールチーズ:75g
- 牛乳 :350cc
- 白ワイン :150cc
- バター :30g
- 小麦粉 :30g
- 卵黄 :1個分
- 塩、胡椒 :少々
<特徴>
一般的なチーズフォンデュはチーズをワインで溶きのばしますが、拙宅のはワインの代わりに牛乳をかなり入れるので、味はグンとマイルド。小さな子供もどんどんいただける、ファミリークッキングならではの心遣いが出来ます。
<作り方>
まず、チーズと牛乳の下準備。それが終わったら後は弱火で気長に、焦がさないよう慎重にチーズを溶きのばします。一旦出来上がったら、食事の時にテーブルで加熱しながらいただけば楽しさもひとしおです。
<下準備>
- チーズを二種類とも一辺5~6mm位の大きさの角切りにします。出来るだけ新鮮なチーズを使って下さい。店に行き、その場でカットして貰ったものを買って帰り、すぐに調理するのが良いでしょう。
- 牛乳をぬるめに暖めます。電子レンジの牛乳加熱機能粉が重宝です。
<溶き延ばす> 急がないで!弱火で気長に。
- 鍋にバターを入れ弱火で熱し、溶かします。
- 一旦、鍋を火から下ろし、小麦粉を振り入れます。溶けたバターと小麦粉がしっとりとまとまったら、再び弱火にかけ、焦がさないようにクリーム状になるまで炒めます。
- なめらかになったら、チーズを加え、さらにとろ火で炒めます。
- チーズが溶けはじめたら、温めておいた牛乳を少しずつ加えて溶きのばします。更に、ワインを徐々に加えフォンデュの固さを加減します。
- 全体が混ざり合ったら、溶いた卵黄を加え、最後に塩胡椒し味を整えます。
<補足>
- ワインを加える時、レモン汁を数滴加えると仕上がりがさっぱりします。
- 牛乳、ワインにチーズが溶ける時、最初のうちは小さな泡が立ちます。泡の大きさがボコンボコンと大きくなってきたら出来上がり間近です。
- フォンデュの固さは、木べらを持ち上げた時、トロトロと絡み合いながら落ちていく様であればOK。固すぎれば牛乳又はワインを足し、ゆるすぎればワインにコーンスターチを溶いて足して下さい。
- チーズフォンデュをいただく時のゲームがあります。串にさしたパンに溶けたチーズを絡め、口に運ぶのですが、チーズの中にパンを落としてしまうと罰ゲームが課せられます。男性が落とした時は、ワイングラスのワインを一気飲みし、女性が落とした時は、隣の男性にキスをしなければならないのです。子供は対象ではありません。
- 上記のチーズがない場合は、イタリアのフォンティーナチーズでも大丈夫です。
テーブルにセットした陶器製のフォンデュ鍋をアルコールランプで熱しながら頂くのは楽しいですよ。小生は、パンは食パンの様にみっちりと詰まったものではなく、バゲットの様なパンの方が好きです。
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