「聖火リレー」は税金116億円を貪る金食い虫だった…という話

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こんばんは
管理人の彰篠宮です。

今回は、五輪・パラリンピック東京大会の聖火リレーがとんでもない金食い虫だったという事についてあれこれ書きます。

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「聖火リレー」に血税が使われて良いのか?

もう世の中は、連日新型コロナウイルス感染症で溢れかえっていますが、五輪に関しても次々とろくでも無いニュースが入って来ます。

4/14の文春オンラインには次のような見出しが踊っています。

聖火リレーに税金116億円を支出 47都道府県調査で

週刊文春が、全国47都道府県の公表資料や担当部局への取材を元に聖火リレーの運営に関する経費を集計したところ、全国の自治体の負担総額が少なくとも116億円になる事はわかったそうです。

 

最も多額の税金が投入されているのが東京都で44億円。その他静岡県が5億9000万円、千葉県が5億7000万円、神奈川県が5億6000万円、宮城県が4億8000万円、青森県が4億円、といったとてつもない金額が上位に並んでいます。

 

 

この116億円は、国民から徴収された税金であるワケです。ところが、この聖火リレーの隊列を前後からサポートして(?挟んで)いるのは、コカコーラやNTT、日本生命などの宣伝を繰り広げる大型車両です。税金が五輪の協賛企業の金儲けのために使われているのは何とも可怪しい話です。

どんな様子か?ネット上にある動画を見てみましょう。

 

東京オリンピック聖火リレースポンサー企業車列がランナーを盛り上げる!

 

コカ・コーラの下らない聖火リレーでのパレード

 

東京五輪聖火リレーin館林

 

【2021/4/1 東京五輪中止・聖火リレー反対飛び交うナカ東京2020五輪聖火リレー 長野県長野市】

 

この他にも聖火リレーの動画は多数公開されていますので検索して見て下さい。

 

一番下の長野県長野市での聖火リレーでは、五輪中止を求める方々も写っていますが、場所によっては、税金を投入した行事であるにも関わらず、五輪に反対するプラカードを持つ人の立つ位置を制限したり、NHKは五輪反対を叫ぶ人々の声を放送からカットしたり…と異常な統制行動が目立ちます。

 

聖火リレーで自動車事故発生、それでも組織委員会は公表せず。

共同通信は次のように報じています。

東京五輪の聖火リレー関係車両が3月24~27日までに福島県で計4件の接触事故を起こしていたことが8日、大会組織委員会への取材で分かった。いずれも軽微でけが人はいなかったため、組織委は公表していなかった。車両の運行は聖火リレーの受託会社が担当しており、組織委が厳重注意した。

 

開始3日で3件の車両事故 「聖火リレー」で電通に厳重注意

 

電通から現場での聖火リレー運営業務の発注を受けた企業のスタッフは次のように状況を説明しています。

「バックする際に接触してしまうなど、福島県を回った3日間で3件の車両事故が起きました。事務局からは、安全運転を徹底するよう通達が届いています」

 

「五輪延期に伴う運営の簡素化で人員が削減されてしまい、一部運営スタッフは3~5人の4班編成という少人数で聖火リレーに同行しています。班によっては日の出時刻に出発し、業務終了が夜10時過ぎになることもある。食事時間もほとんど無いスタッフもいるそうです。事務局からは『各班交替で休みを取るように』と言われていますが、休んだら業務が回りません」(同前)

 

何ともブラックな職場環境ですねぇ。

 

また、文春は組織委員会&電通に本件についての取材を行っているそうです。

組織委員会の回答は

「車両の軽微な接触事故が起きていることは事実です。警察への届出などを含め、事故処理を適切に行っています。今回の事案については、受託会社(電通)に厳重に注意を行いました。引き続き、安全で安心な聖火リレーが実施できるよう、努めてまいります」

電通の回答は

「事故については事実です。ご心配とご迷惑をお掛けし申し訳ございません。聖火リレーが始まったばかりで、十分な対応ができているか検証しながら進めている状況で、安心・安全な聖火リレーを推進していけるよう改善に努めてまいります。また、業務実態についても適切に把握を行い、改善を行ってまいります」

この様に、交通における「事故が発生するおそれがあると認められる事態」が発生しているにも関わらず、事故を公表せず、ただの注意だけでお茶を濁してしまうという組織委員会のだらしない隠蔽体質は非常に大きな問題があると思われます。

通常であれば、例えばドライバが短期間の間に接触事故を4回も起こすと言う事態が起こったとすれば、それは注意で済むと言うものではありません。即、免許取り消しでしょう。尤も、今回の事故は物損であったため、行政処分および刑事処分上は事故扱いとはならないのも事実です。

 

今後、人身事故などが発生しない事を祈ります。というか、こんな税金を無駄遣いする聖火リレーも五輪・パラリンピック東京大会はさっさと中止にするべきだと思います。

 

如何でしたか?

今回は、五輪・パラリンピック東京大会の聖火リレーがとんでもない金食い虫だったという事について「「聖火リレー」は税金116億円を貪る金食い虫だった…という話」と第して記事を書きました。

新型コロナウイルス感染症の蔓延で、困窮している国民が少なからず居るのに、聖火リレーで税金を無駄使いするのは何とも居た堪れない気持ちになります。

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城北の雑記林 by 彰篠宮

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