75歳以上の体力や運動能力が過去最高、という話

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10月9日のスポーツ庁から発表された「2015年度の体力・運動能力調査結果」によれば、75〜79歳の男女と65〜69歳の女性とが過去最高のデータを残したそうです。また、子どもの体力は改善傾向にあり、30歳代女性の体力は低下傾向にあるとか。

 

この調査は1964年(昭和39)に行われた第18回オリンピック東京大会をきっかけに始まり、今回の発表の分までで52回目でした。今回の調査では6〜79歳迄が対象で、調査人数はマスコミ各社によって若干の差があり、65,000〜74,000人ということです。何故、人数が違うのかは不明です。

 

今回の調査結果について、調査に関わった順天堂大学の内藤久士教授(運動生理学)は次の様に指摘しています。

「健康志向で運動をする高齢者の比率が高まっている一方、育児や家事などに追われ運動したくてもできない働く女性が増えている」

 

これはとって付けた様なコメントですが、定期的に運動をする習慣のある高齢者の方が増えている事は間違いなさそうです。データによれば、

「週1日以上運動する人の割合を85年度と比較すると、男性は一部の世代を除き大きな変化はなかったが、女性は40代前半までが全世代で下回った。特に10代後半から30代までは10~20ポイント程度低くなっている。」

 

ということで、スポーツ庁は、のコメントでは

「現在の運動の習慣が体力の維持により重要なことが示された。これまでスポーツから遠ざかっていた人も、ぜひ運動を始めて、健康の維持に努めてほしい」

ということです。

↑ニュースはここまで

 

かくいう小生も、暫く前まで、スイミングクラブで毎週妙齢のご婦人方に水泳を教えていました。下は60歳台から、上は80歳台の方達です。

 

小生もすでに50大台後半に差し掛かっていますが、その小生には想像できない様な身体的なハンデを持っておられる方もおいでです。皆さんそれぞれにどこかしら不具合を抱えている、というのが真実かもしれません。

 

そんな方々に、子供たちに教える様な「正しい動きを筋肉から引き出す」ことのみに意を注いだ水泳指導をしてはいけないのです。それでは、老いの悲しみを思い知らせる水泳指導になってしまいます。指導者が心を砕くのは、体に無理をさせずに楽しく運動をして頂くこと、そして、その個々人の体の特性に応じて、出来る限り理に適った動きを引き出してあげることだと思います。

 

そういった意味で、高齢者への水泳指導というものは、実はスイミングカウンセリングだったのかもしれません。

 

プールに来て頂いた方々に、何か新しい事を覚えて帰って頂く様にしています。

そこには、老いの悲しみは微塵もありません。心地よい疲れ、少々弾んだ息遣いを伴った未知の事を知る楽しみと好奇心とがあります。

そして、高齢者の方の運動の習慣は、アンチエイジングの一つの重要な要素であるに違いありません。

 

嬉々として水に身を任せ、満足げに帰っていく妙齢のご婦人方を見ていると、小生もその方々の前向きの姿勢からパワーを受け継ぎます。ありきたりの惰性に流された生き方ではなく、知る楽しみに身震いする様な毎日を送りたいと今でも感じています。

 

そのスイミングクラブは、残念ながら主催者の方が高齢になられた為、無くなりました。そのことにより、小生のちょっとした楽しみも減ってしまったのでした。

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