城北の雑記林 by 彰篠宮

過去に立ち上げたサイト「今日のモノprix」の名称にまつわる話

こんばんは
管理人の彰篠宮です。

今回の記事は、過去に「今日のモノprix」というサイトを立ち上げた際にあれこれ書いた記事です。

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1.モノprixという名の由来について

実を申せばこの「モノprix」という名前は最初からは念頭にありませんでした。

まず、どんなドメインを取ろうかな?と思案し、いくつか候補を挙げて家族に尋ねた結果、最も好評だったのが<prix.jp>だったのです(小生の意中のドメインではなかったのですがねぇ)。

で、そのドメインを取得し、サイト名をどうしようかな?とあれこれ考えた時に、頭の中にポッと降ってきたのがフランスのスーパーマーケットの「Monoprix(モノプリ)」でした。

 

このMonoprix、創業は1932年で、最初の業態は単一価格の店でしたが、その後、食料品・衣料品・雑貨・キッチン用品やコスメなどを取り扱う、いわゆる総合スーパーマーケットに発展していきました。店舗はパリ市内、パリ周辺のみならず地方に数多く展開されています。こんなロゴの店です。

 

Monoprixの2013年以降に使われているロゴ。

下の写真はパリの古い建物の中にある店舗で、なんとも趣のある外観です。(Wikipediaから借用)

 

このMonoprixは、価格競争に与せず、日々のサプライズを作り出すことをモットーにしているらしく、パリの中でも高級スーパーに分類されている様です。

 

高級スーパーといえば、関東地方なら成城石井や紀伊国屋、関西地方ならいかりスーパーが頭に浮かびますが、これらの店はいわゆる食料品がメインなのでMonoprixのように幅広い品揃えはやっていません。日本にあるサミットやイオン、ダイエーなどの総合スーパーの高級版みたいな感じでお考え下さい。

地元の人々にとってはもちろん便利なのですが、旅行者が持ってくるのを忘れたものを買ったり、お土産を探したリ、日本にも無いものがたくさんあって見ているだけでも楽しいお店ですよ。

 

見て楽しく、買い物もできるMonoprixのようなイメージの情報発信がしたいなぁ、というところからこのサイトの名前を「モノprix」にしたワケです。

このprixというフランス語には以下の意味があり、

  1. 価値・値打
  2. 値段・価格
  3. 代価・犠牲
  4. 賞・賞金・賞品

モノの価値をお伝えしたい、お値打ち品をお伝えしたいというこのサイトの趣旨に合わせた名付けでもあります。

ちなみに、日本でもよく使う「グランプリ」はgrand prixで直訳すれば大賞です。

 

2.Monoprixのお洒落なエコバッグ

2-1.今、世界で様々な活動がある「SDGs」について

最近、新聞やテレビの中でよく目にする「SDGs(エスディージーズ)」という言葉があります。この「SDGs」は、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットにおいて採択された、国際社会共通の目標です。

 

ご存知でなくても、次のようなデザインを見たことはありませんか? 衆議院の小泉進次郎議員のスーツに付けられているピンバッジにも使われているものです。


SDGsカラーホイール(Wikipediaから借用)

これは、国連で「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」として採択された17項目のグローバル目標を表すカラーホイールです。その17項目の目標をブロック状に並べた次の図も見たことがあるかもしれませんね。


17項目の持続可能な開発目標の一覧(Wikipediaから借用)

図が小さくて良く見えないと思いますので、17項目につき以下に書いておきます。

 

17項目のグローバル目標
  1. 貧困をなくす(No Poverty)
  2. 飢餓をゼロに(Zero Hunger)
  3. 人々に保健と福祉を(Good Health and Well-Being)
  4. 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
  5. ジェンダー平等を実現しよう(Gender Equality)
  6. 安全な水とトイレを世界中に(Clean Water and Sanitation)
  7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに(Affordable and Clean Energy)
  8. 働きがいも経済成長も(Decent Work and Economic Growth)
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure)
  10. 人や国の不平等をなくそう(Reduced Inequalities)
  11. 住み続けられるまちづくりを(Sustainable Cities and Communities)
  12. つくる責任つかう責任(Responsible Consumption and Production)
  13. 気候変動に具体的な対策を(Climate Action)
  14. 海の豊かさを守ろう(Life Below Water)
  15. 陸の豊かさも守ろう(Life on Land)
  16. 平和と公正をすべての人に(Peace, Justice and Strong Institutions)
  17. パートナーシップで目標を達成しよう(Partnership)

 

日本でもこうした目標の達成しようと、様々な企業が経営戦略に導入したり、政府や地方自治体の機関、大学・研究機関・NPO・NGO・民間団体など多様な主体者が参加する活動が繰り広げられています。

 

2-2.Monoprixは「SDGs」で先行

この活動に先駆けること約20年、Monoprixは「le développement durable(持続可能な発展)」を標榜して経営戦略を策定していました。その当時は有機農法のい特化した食物を売る専門のブランドを発表していたようです。

 

我々の身近でもMonoprixのそうした活動が表現された製品があります。それはエコバッグで、日本国内でも売られています。

 

このエコバッグ、ペラペラの素材でも2Lのペットボトル飲料を入れても何ら問題ないくらい丈夫で、幅が50cm、深さ30cm、底面に10cmほどのマチがあるので結構な量のものが入ります。使わないときは折りたたんで付属のポーチに入れれば8×12cmと手のひらサイズに収まります。ナイロン?(化学繊維)の柔らかい素材なのでカバンにチョイと忍ばせておけば、買い物にも便利です。

折りたたんだ状態の大きさがわかる様に拙宅にあるものの写真を撮りました。本当に手のひらサイズでしょ!

 

そして、このMonoprixのエコバッグで何よりも楽しいのがそのデザインです。今回ご紹介したものの他にも多くの色・柄があり、自分の好みに合わせて購入出来るのも嬉しいですよね。日本国内でも自前のエコバッグを販売しているスーパーマーケットがありますが、Monoprixほど多様なデザインの品揃えがあるワケではありません。たかがエコバッグ、されどエコバッグ…ショッピングの添え物みたいな物でもお洒落心を忘れないようにしたいです。

現地で買えば1.5€(ユーロ)ほど、日本まで持ってきて販売されているので、それなりに値段は上がって1,000円前後です。レジ袋を購入すれば3〜5円/回掛かります。毎日使えば1年もしないうちに元が取れるのでお得ですよ。

まだお持ちでない方はこれを機にMonoprixのエコバッグを試してみられてはいかがですか?

 

いかがでしたか

今回の記事では、過去に立ち上げたサイトの名称の由来であったフランスのmonoprixという企業と、その会社が発売している折りたたみのエコバッグについて書きました。これからも良いものを紹介していきますのでお楽しみにお待ちください。

それではまた。

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