こんばんは
彰篠宮です。
母がホスピスで末期医療を受ける話を先日記事にしましたが、小生としては、出来る限り音楽を鳴らしてあげたいな、と思っています。入院するまでは、自宅で気が向いた時に音楽を聴いていた母が使っていた装置は
- スピーカー:Celestion SL-700
- アンプ:Marantz model#66
- CDプレーヤー:Studer A730
- FMチューナー:Exclusive F3
というシンプルな組み合わせのものでした。
元気であったころは、このCDは音が悪い…とか、このプレーヤーは…といった話を小生に話す母でしたが、流石に病院ではそんなことは言わないでしょう。
そこで、持ち込む機器として白羽の矢を立てたのが、豚児の使っているKENWOOD K270というCDレシーバーです。これならCDもFMもイケるでしょう。聴くのはヘッドホンで…と思っていたのですが、ホスピスの他の部屋の様子を見る限り、TVを廊下に聞こえるくらいの音量で鳴らしておられるかたも少なくない事がわかりました。
そこで、
- ソース送り出し:MacBook Air
- スピーカー:JBL Pebbles
という極めて安直なシステムで音楽を鳴らすことにしました。JBL PebblesはUSBに接続するだけで鳴らすことにできるお手軽な製品ですが、同社らしい極めて明快な響きを聴かせてくれます。そして少し乾いた音もJBLの伝統的な血脈を感じさせるサウンドと言えましょう。
もちろん、母が自宅で使っていたスピーカーのように品位の高い音なんて出せませんが、それらしく聴かせるところは流石です。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー USB/DAC内蔵 ブラック JBLPEBBLESBLKJN 【国内正規品】
同社のFLIP 5とは異なり、左右のスピーカが独立しているので、セッティングの楽しみもユーザに委ねられており楽しめます。
実際にホスピスの病室に持ち込んで鳴らすと、音量的には十分に確保出来ました。
心配した音質も、母は何も言わず、ただひたすら音楽を楽しんでくれています。
その様子はまた別項で、ということに致します。
今日の記事はここまでです。