う~む、のっけから興味津々のテーマになってしまいましたが、結論から申し上げますと、効く可能性がありそうだ…と考えて頂いて構いません。
ただし、効くといっても、お茶は薬品ではありません。それゆえ、このサイトに書かれる効能が保障されるわけでもありません。また、効き目もお茶を飲まれる方々、各個人により差があります。このことについてはあらかじめ十分にご承知おき下さい。
お茶の主成分であるカテキン類は、動物実験の結果や疫学調査の結果から老化の予防に効果的であることがわかっています。
煙草の煙や自動車の排気ガスなどの有害な環境因子が人間の体内に入ると、酸素の一部が毒性を持つ活性酸素に変化し、老化を引き起こす原因となります。また、老化の要因とされる動脈硬化は、血中を流れる低比重リポタンパク質(LDL)が酸化することで起こるといわれています。
カテキン類には、こうした酸素の毒性化を防ぐ抗酸化作用があり、また活性酸素を中和し体外に排出する効果もあるのです。カテキンの抗酸化機能については、動物実験ですでに実証済みです。特に、消化器系のガン抑制に効果的だというデータがあります。一万人を対象にして行われたある疫学調査では、毎日お茶を 10杯飲む人はガンにかかりにくいという結果が得られています。
また、お茶には抗酸化物質としてのカテキン類以外にも、ビタミンCも含まれており、こちらは美肌効果などが期待出来、その他の成分にも、色々な効能がありそうです。
どうですか。何かスゴくないですか?
いかにも体に良さそうな感じがしますでしょ。こんなに良さそうなお茶を飲んでみない手はありません。
仮に、効き目が感じられなくても、夜にゆっくりとお茶を飲んでリラックスして、穏やかな気持ちになる。とか、朝に爽やかな香りのお茶を飲んで、スッキリと目覚める。そんな風に思うだけでもお試しになる価値は十二分にありそうです。
そうした時間を毎日毎日取るようにする。それが習慣となり身も心も良い状態に保てると良いと思います。
継続は力なり…なんですよね。
それと、お茶は元来その薬効に注目されて飲み始められた、と言われており、現在私達が入手できる様々なお茶には、それぞれ若干異なった特性があります。普洱茶(プアール茶)の様に空腹時にいきなり飲むのはお勧め出来ないような種類もありますので、そういった点にもおいおい触れて行きましょう。
この続きはまた後日と致しましょう。